キタ歓楽街環境浄化推進協議会で実施している「梅田まち案内エスコート」は、今年、4回実施しました。
3月25日(土)
4月29日(土・祝)
8月11日(祝)
10月7日(土)
多くの観光客が見込まれる3連休程度の連休の初日にエスコート活動をすることにしていて、今年は先日の10月7日の実施ですべての活動を終えました。
エスコート時には、案内した場所や案内した人の属性などをシートに記録していて(主観的なものもあります)、今後の活動に役立てようと、私たちはそれらをデータ化しています。
今年の活動がすべて終わったので、コンサルの三木先生がシートに記入されたデータをまとめてくれました。
【開催要件】
●参加人数
●集計したシートの枚数
●案内拠点の数
【案内した人(組)の属性】
●案内した人(組)数
●案内した日本人(組)の数
●案内した外国人(組)の数
●案内した外国人(組)の国
【案内した場所】
●外国人(組)の案内先
●日本人(組)の案内先
上記のことを円グラフにして可視化しています。(組)とあるのは、単独の人だけでなく、家族や友人などのユニットを1とカウントしてのことです。家族なのか友人なのかといった関係性は、案内したわれわれが、聞き取りできた範囲、想像できた範囲で記入しているものです。
新型コロナウイルス感染症による海外からの入国制限などの水際措置が終了したのが、今年のGW直前の4月29日でした。
われわれが案内した人数も3月で51件だったのが、10月では158件となり、激増しています。
案内した外国人の数だけでなく、やって来られた国の内訳の数が、飛躍的に増えています。
中国・香港・アメリカ・台湾・韓国といったお馴染みのところだけでなく、メキシコ・フィンランド・フランス・シンガポール・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・ドイツ・イギリス・スペイン・インドネシア・イスラエル・セルビア・コスタリカ…、データが取れたものだけでもアフリカを除く大陸すべてからまんべんなく人が来ていて、梅田はすでに万博状態やということがわかります。
僕たちのエスコートではECCの留学生さんたちが大活躍してくれるのですが、来街者の出身国々を見ていると、さもありなんというかんじです。
このデータが一番おもしろいですね。
次に、案内した先。梅田に来られた方は、どこに行こうとされていたのか、また、迷っておられたのか。
梅田は一大ターミナルなので、「駅」に行こうとされている方が多い。これは日本人であれ外国人であれ、上位に挙げられます。
駅だけでなく、空港行きリムジン乗り場、バスターミナルも多いです。
次に多いのが、「物販」。買い物目的で場所を探されている方が多いということです。百貨店はじめ、ユニクロ、ロフト、ルクア、ヨドバシ、グランフロント、ヘップ、無印良品、ダイソー、キディランドなどなど。もっとピンポイントに、大阪駅前第二ビルの田中表具店、大丸のリクローおじさん、ラッシュなんてのももちろんあります。つか、書ききれてないけど、そういう具体的なピンポイントでのあのお店!ってのはめちゃくちゃたくさんあります。
飲食も多い。飲食店は、物販以上にピンポイントであの店!ってかんじです。福寿、串カツダルマ、トンテキ、さしす、阪神のミックスジュース、ひなた、などなど。さしすへ案内するケース、まあまあ多いです。どこが人気店なのか、肌感覚で分かりますわ。
ホテルも多いですね。
ここ数年は大小かぎらずホテルラッシュなので、案内先のホテル名を教えてもらっても、すぐに分からないケースも多いです。スマホで調べて、最近できたあのホテルか!なんてケースがめっちゃ多い。
有名ホテルからビジネスホテルまで、まんべんなくあります。
ほか、銀行のATM、〇〇美容室、まつげパーマの専門店、フェリーチケット売り場、窓口の空いている郵便局、ホワイティの◯番出口などなど。
先日なくなってしまったジャニーズ専門店など、この活動するまで存在すら知らんかったです。
あ、新梅田シティの梅田スカイビル、インバウンド解禁とともに人気復活しています。
と、こんなかんじ。
梅田まち案内エスコートは、もちろん来年も実施します。これから来年の日程調整に取りかかります。京都からこの活動に参加される方など、参加される方の属性もバラエティに富んだものになってきました。
来年もぜひ参加してください。
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